企業の健康プログラムが健康改善に関わらず、生産性を10%向上させた

健康プログラム

 

健康プログラムと生産性の研究では、元々健康な人でも生産性が向上するという驚きな結果になっていました。

 

企業の健康プログラムが生産性を10%向上させた研究

この研究(1)は産業用ランドリーサービス会社を対象として行われました。5つの工場のうち1つは健康プログラムが行われず、対照群となっています。参加者は111人で、健康プログラムは無料で提供されました。そして、参加者には以下のような測定をしています。

 

健康プログラムの内容

  1. 血液検査
  2. 血圧測定
  3. 健康診断(アンケート調査)

 

そして、3週間後に健康状態について説明され、健康セミナーにも参加してもらい実験は終了しています。結果は以下のような感じ。

 

結果

  • 健康の改善がない健康な参加者は約7.5%生産性を向上させた
  • 健康を改善した参加者は約11%も生産性を向上させた
  • 健康をより良くした健康な参加者は約10%も生産性を向上
  • 健康の改善がない病気の参加者は生産性が向上しなかった

 

これらの結果から、健康プログラムが生産性を向上するとわかります。特に面白いのが健康の問題を抱えていない健康な従業員も生産性が向上している点です。この結果について著者は以下のように述べています。

 

結果は、健康プログラムがすでに健康的な従業員にライフスタイルの改善を促し、それが生産性の向上に直接つながることを示しています。驚くべきことに、ライフスタイルの改善による生産性向上の大部分は、健康プログラムから病気を特定していない従業員に生じています。

 

元々健康な従業員に対しても健康意識が改善することで、生産性が上がるということですね。これはビックリ。

 

企業は病気の従業員が健康上の問題を特定して軽減することに単に焦点を当てるべきではありません。代わりに、健康プログラムの導入後、あらゆるタイプの従業員が生産性を向上させることができると主張します。

 

ちなみに著者の試算によれば、この会社による1時間の生産性が1500円と仮定したとき、従業員の生産性4.8%アップで1人あたり年間126,700円の価値があります。健康プログラムでは従業員の大半が行うので、バカにならない数値ですね。

それではぜひ参考に。

 

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