【注意】間違えたまま放置すると正しい記憶と同じくらい維持されるぞ

テスト

 

イヴ
今回は間違った記憶をそのままにしているとどうなるかについて解説します。

 

間違った情報は正しい情報と同じくらい記憶が維持される

この研究(1)は342人の男女を対象として行われています。実験の流れは以下のような感じ。

 

実験の流れ

  1. ストーリー仕立てのスライドを見てもらう
  2. 物語の文章を読んでもらう(間違った情報あり)
  3. テストを受ける
  4. 1.5年後にも再度テスト

 

スライドは50枚あって、文章も1スライドにつき1文章で構成されています。またこの文章は38の正確な内容と12の間違った内容でした。つまり、スライドとは違う、間違った情報を加えたわけです。

そしてテストは選択式で、テストの後で回答の情報元についても質問しています。要するに、参加者に記憶の情報元について再考する機会を設けたわけですね。テストの1.5年後には同じ50枚のスライドを見てもらった上で、再度テストをしています。

結果は以下のような感じ。

 

テストの結果

 

結果

  • 正しい・偽の記憶は持続性が強く、ベースラインよりも33%有意に高かった
  • 1.5年後も偽の記憶は正しい記憶と同じ割合で維持された

 

これらの結果から、間違った情報に短時間でもさらされると、間違った記憶が作られ長期間にわたって持続するとわかります。この研究では、間違った記憶が正しい記憶と同様の強度で記憶されました。

著者はまとめとして以下のように述べています。

 

長期の誤った記憶研究は事後の誤った情報を最小にすること、または誤った情報を長期的な誤った記憶が形成される時に考慮することの重要性を説明する。

 

このことからわかるように、勉強でも問題を解いて、答え合わせをするのは早めの方が良いです。

 

イヴ
そっか!間違ったまま記憶していると、長期記憶になっちゃうかもしれないってことだね!
ニコ
そういうことだ!

 

それではぜひ参考に。

 

 

Copyright© ネクストサピエンス│ビジネスマンの科学メディア , 2019 All Rights Reserved.