音楽を聞きながらの作業は集中力を上げるのか?下げるのか?問題

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作業をしながらの音楽

 

イヴ
今回は音楽と集中力について解説していきます。

 

BGMの影響を調査したメタ分析

このメタ分析(1)はBGMが成人の行動に与える影響を調査しました。論文の範囲は2008年以前に発表されたすべての論文が対象です。論文を精査した結果、「音楽と無音の比較:66件」「異なる種類のBGM:71件」が残りました。

これらの研究から2つのメタ分析をしています。そして、BGMの影響に関しては「プラス」と「マイナス」で、可能な限り分類もされています。結果は以下のような感じ。

 

結果

  • スポーツ:パフォーマンスに小さいプラスの効果がある
  • 記憶:BGMは記憶力を低下させた
  • 読書:BGMは読書に対して悪影響がある

 

上記のように勉強や仕事では、パフォーマンスを低下させる可能性が高いです。この論文では作業をしながら音楽を聞くと、作業から注意をそらすため、パフォーマンスを損なうかもしれないと書かれています。

逆にスポーツの場合はパフォーマンスを高められます。こちらはトレーニングの苦痛から注意をそらせるため、「パフォーマンスが上がるのでは?」と考えられているようです。

 

BGMの種類で効果に違いは出るのか?

異なるBGMの効果を比較したメタ分析では、効果サイズは小さい(0.17)ものの音楽のリズムが行動のリズムに影響を与える可能性が示されました。つまり、音楽のリズムが早いと、行動のリズムも速くなるというわけです。

 

イヴ
これわかるかも・・・!
ニコ
テンポの良い曲を聞くと、作業も早く進んだ経験がある人は多いかもな!

 

これは別の研究でも同じことが確認されています。(2)(1)の研究では音楽による覚醒や気分の改善によるものと考えられています。

 

本記事のノウハウ

本記事のノウハウ

  • BGMはタスクから注意を引く可能性があるので、パフォーマンスを低下させる
  • 大部分が無意識で行えるタスクなら、覚醒や気分の改善が見込めるかも
  • スポーツでは苦痛から意識がそれるため、パフォーマンスが高められる

 

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