お酒の悪影響が強烈!アルコールが翌日の集中力・記憶力を根こそぎ奪う

酒

 

イヴ
今回はアルコールが集中力に及ぼす悪影響について解説します。

 

アルコールの翌日に及ぼす影響を調査した系統的レビュー

この系統的レビュー(1)は1970年以降に発表された認知能力とアルコールの論文を対象にしました。精査した結果、19件の研究が基準を満たし、参加者の総数は1163人でした。

研究では試験デザインや二日酔いの重症度、認知能力などを抽出して、効果を算出しています。アルコールの症状に関しては個人差があるので、二日酔いの有無にかかわらず、翌日の影響を調査しました。

アルコールの摂取量はだいたい1-1.8g/kgです。目安はこんな感じ。

 

目安量

  • ビール中瓶(500ml):3杯
  • ワイン(120ml):5杯
  • ウイスキー・ブランデーダブル(60ml):3杯
  • 日本酒一合(180ml):3杯

※参考(2

 

体重によっても変わりますが、飲み会ならほぼ超えてしまう量ですね。結果は以下のような感じ。

 

結果

  • 短期記憶・長期記憶は中程度のパフォーマンス低下
  • 集中力は小さいパフォーマンスの低下
  • 記憶に関しては思い出すよりも記憶の形成が影響を受ける
  • アルコール摂取量が多いほど、翌日のパフォーマンス低下が大きくなる

 

上記のように、アルコールは認知能力を損なうことがわかりました。特に運転を始めとした日常的な業務に影響が出るのだとか。後はワーキングメモリや睡眠にも影響するっぽいですが、確固たる結論は出ていない段階です。ちなみにそれぞれのパフォーマンス低下のメカニズムは以下のような感じみたいです。

 

メカニズム

  • 記憶力低下:アルコールによるインターロイキン6・コルチゾールの増加(ストレスホルモン)
  • 集中力低下:二日酔いによる疲労の蓄積

 

二日酔いに関わらず悪影響は出るので、注意が必要ですね。

それではぜひ参考に。

 

 

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