なぜマインドフルネスでストレス低下が起きるのか判明したかも

瞑想

 

マインドフルネスのメカニズムを調査した研究では、自己観察と受容がストレス軽減に有効と発表されました。

 

マインドフルネスの何がストレスを低下させるのか調査した研究

この研究(1)はマインドフルネスの何がストレスを低下させるかを調査しました。参加者は144人で、以下の3グループにランダムで分かれています。

 

グループ分け

  1. モニター+受容群:感情や五感を傍観し、事実を受け入れる
  2. モニター群:感情や五感を傍観する
  3. コーピング群:個人的な問題を分析し積極的に解決する

 

そもそもマインドフルネスとは、自分の感情や五感に注意を向けながら、批判や評価をせずに受け入れていくことを言います。わかりにくい人は雲をイメージしてください。

 

思考や感情
自分の感情や五感が雲だとすると、自分たちは雲に対して眺める以外に何もできません。なので、眺めながら雲が流れていくことを観察するわけです。これがマインドフルネスです。

 

そして、このマインドフルネスを分解すると、「モニター」と「受容」に分かれます。これをモニター&アクセプタンス(受容)理論と言います。(2

 

モニターと受容
マインドフルネスには、自分の感情や五感に注意を向けるプロセスとそれを受け入れる(受け流す)プロセスに分かれていると考えられています。

 

そしてこの実験ではモニターと受容がある中で、ストレス解消に影響を与えているのは何なのかを調査したわけです。

この実験は2週間の実験で、毎日20分の音声レッスンと10分以内に終わる課題をやってもらいました。それから唾液サンプルの採取や血圧、主観的ストレスの測定を行い、終了しています。

結果は以下のような感じ。

 

結果

  • モニター+受容群は他2つよりも有意に低いコルチゾールだった
  • モニター+受容群は25分後、35分後時点で低いコルチゾールを示した
  • モニター群とコーピング群はコルチゾールに有意差はなかった
  • モニター+受容群は他2つと比較して、有意に低い血圧を示した
  • 主観的ストレスは3つとも違いはなし

 

これらの結果から、受容がストレスを軽減する重要な要素とわかりました。マインドフルネスのストレス解消効果は受容がなければ、効果が減少するか排除されます。

しかも驚きなのがストレス解消に必要な受容能力は2週間のトレーニングで十分という点です。

 

我々の結果は、ストレスの生物学的影響を効果的に軽減する受容能力を開発するには2週間の訓練で十分であることを示唆している。

 

マインドフルネスでストレス解消したい人は受容を意識すると効果的です。

それではぜひ参考に。

 

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