過去の失敗を殴り書きすればストレス・集中力ともに改善させられるぞ

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過去の失敗について書く

 

イヴ
今回は過去の失敗を書いてストレスを改善した研究について解説します。

 

過去の失敗を書くとコルチゾールはどう変化するのか

この研究(1)は98人の男女を対象として行われました。参加者は以下の2つにランダムで分かれています。

 

  1. 失敗群(48人):自分が成功しなかった厳しい時期について書く
  2. 対照群(50人):最近見た映画の感想を書く

 

参加者は全員10分間筆記をしてもらった後で、トリーア社会ストレステストや持続的注意課題をやってもらいました。

 

イヴ
トリーア社会ストレステストって何?
ニコ
ざっくり言うと、参加者にストレスを与えるためのテストだ!

 

そして、唾液サンプルを採取して実験は終了しています。結果は以下のような感じ。

 

結果

  • 失敗群はコルチゾールの有意な減少を示した
  • 対照群はストレス操作でコルチゾールが有意に増加していた
  • 失敗群は持続的注意課題のエラーが大幅に少なかった

 

これらの結果から過去の失敗について書くと、コルチゾールの減少と集中力が改善するとわかりました。筆記療法では主に過去のトラウマを書いてストレスを改善していましたが、今回は失敗だけ書いてコルチゾールの低下を示しています。

 

私達は失敗について書くことが持続的注意課題の反応時間を増加させることを発見した。すべての参加者は、速度と精度のトレードオフを示しました。反応時間が最も遅い参加者が最高のパフォーマンスを示しました。まとめると、これらの調査結果は過去の失敗について書くことは将来の失敗を避けるために、より遅く、より慎重な選択をすることにつながり、パフォーマンスを向上させるという主張を裏付けるものです。

 

イヴ
でも、何で集中力まで改善したの?
ニコ
元々ストレスが集中力に有害という研究(2)は出ていたから、ストレス解消効果も含まれているだろう!また今回は、慎重に課題をこなしていってパフォーマンスを上げたと考えられている!

 

筆記療法のトラウマだけでなく、過去の失敗について書いても効果があるとわかりました。特に今回は集中力のパフォーマンスも改善しているのが良いですね。

不安やストレスを感じたときにぜひ試してみてください。

 

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