ストレス発散したいならアート制作をしよう!初心者でも描くべき理由

アート制作

 

ストレス発散方法は色々ありますが、楽しく発散するに越したことはありません。そんな中アート制作がストレスホルモンを低下させるという調査結果が発表されていていい感じでした。

 

アートメイキングとストレスの研究

この研究(1)はアートメイキングがストレスにどこまで効果があるかを調査したものです。参加者は39人の大学生で、33人が女性でした。参加者には以下の3つを使用して、アートを作成するよう依頼しました。

 

素材の種類

  1. コラージュ素材
  2. 粘土
  3. マーカー

 

アートメイキングの時間は約45分間です。ほとんどの参加者は指示なしでアートを作成しましたが、一部の参加者はアドバイスを求めました。この辺りは全く指示なしで、自由にやってもらっています。

ちなみに完成したアート作品の例はこんな感じ。

 

アート作品

引用元:(1)のFig4

 

そして、最期に唾液サンプルを取って実験は終了しました。結果は以下のような感じ。

 

結果

  • 平均コルチゾールレベルは有意に大幅減少した
  • サンプルの75%はコルチゾールレベルが低下したが、約25%は変化なしか増加した
  • コルチゾールレベルは性別や素材の選択、人種、アートの経験とは無関係だった

 

結果はアート制作によって、唾液コルチゾールレベルが低下しました。しかも、アートの経験がほとんどなくても、生理学的な変化を示しています。

全体的な結果は統計的有意でしたが、コルチゾールレベルの低下は一貫していませんでした。25%の人は変わらなかったり、増えたりする人がいます。

この結果について著者は以下のように述べています。

 

サンプルの25%弱については、コルチゾールレベルはほぼ同じであったか、数ng/ml上昇した。これらの反応はアート制作過程について、いかなる否定的な考えも示さなかった。この所見はいくつかの疑問を提起する。芸術制作はこの少数のグループに高いストレスをもたらす覚醒状態や興奮状態をもたらした可能性がある。これは必ずしも問題ではないかもしれない。なぜなら、興奮は自己認識の増加や新しい学習につながるからである。

 

正確なメカニズムはわからないものの、アート制作による興奮や覚醒でコルチゾールが増えた可能性があります。しかも、新しい学習につながるかもしれないということで、デメリットだけではないようです。とはいえ、45分のアート制作で75%の人はストレスホルモンが有意に低下しているので、試してみる価値はあります。

それではぜひ参考に。

 

 

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