光回線とは何?仕組みからメリット・デメリットまでわかりやすく解説

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光回線

 

光回線は今までの回線とどんな違いがあるのでしょうか?

今回は光回線の説明からメリット、デメリットまで解説しています。

光回線の基本的なことが知りたい方は参考にしてみてください!

 

光回線とは?ADSLやケーブル通信との違い

光回線とは、光ファイバーケーブルによる光信号を利用した回線です。

今までの電気信号通信と比べて、以下のような特徴があります。

 

光回線の特徴

  • 通信速度が速い
  • 通信が安定している
  • 導入の負担が少ない
  • 使用料金が安い

 

電気信号による通信と比べると、外部からのノイズが少ないため、通信が安定しやすいです。

また光回線の最大通信速度は、上りと下りともに100Mbpsです。

今まで主流だった固定電話回線と比較すると、約2~100倍速くなりました。

最近は動画や画質が良い写真などをやり取りするようになったので、高速で安定している光回線が普及するのは自然な流れです。

 

ADSLとは固定電話回線

固定電話回線

 

ADSLとは、固定電話回線をそのまま使う電気信号による通信です。

今まではADSLが主流でした。

 

普及した理由は、利用者がすでに使っている電話回線を利用して、ブロードバンドを実現できたからです。

利用者はすでにある電話回線に必要な装置を接続して、パソコンを接続すれば利用できました。

 

つまり、ムダな工事が必要なかったのです。

しかし光回線と比較すると、通信速度はそれほど速くありません。

ADSLの最大通信速度は上りが640Kbps~5Mbps、下りが1.5~50Mbpsです。

 

CATVとはケーブルテレビ回線

ケーブルテレビ回線

 

CATVとは、ケーブルテレビの設備を利用してインターネットにアクセスするブロードバンドです。

日本で初めて利用が始まったブロードバンドはCATVです。

 

利用者はテレビ放送の受信器があれば、分配器とケーブルモデムも追加設置すれば利用できました。

分配器では、インターネット通信の信号とテレビ放送の信号を分離します。

CATVの通信は上りが利用者からの情報収集に使う周波数を使い、下りがTV番組の放送に使う周波数を使っていました。

 

光回線の大まかな仕組み

インターネットの仕組み

 

光回線を使うには、自分が住んでいる地域に光ファイバーケーブル網が整備されていなければなりません。

NTTが提供しているフレッツ光では、全国に光ファイバーケーブル網が整備されています。

 

しかし、後ほど紹介する独自の光回線を提供しているサービスでは一部の地域でしか利用てきない場合もあります。

とはいえ、今はほとんどの地域で光ファイバーケーブル網が整備されているので、そこまで気にする必要はないかもしれません。

 

家の中のインターネット

 

光ファイバーケーブル網が整備されていれば、1時間かからない程度の簡単な工事で繋げます。

図を見てもらえるとわかるように、光回線のコンセントが設置されました。

 

そこからは光信号と電気信号を変換する”光回線終端装置(ONU)”に接続して利用します。

コンピュータのデータは電気信号なので、変換する装置が必要になるわけです。

 

そして家庭内の色々な機器に接続するために、Wi-Fiルーターを利用します。

Wi-Fiルーターは、有線でも無線でも利用可能です。

 

光回線の5つのメリット

1.通信速度が速い

光回線がここまで普及した最大の理由は、”通信速度が速いから”です。

 

上り下り
光回線100Mbps100Mbps
ADSL(固定電話回線)640Kbps~5Mbps1.5~50Mbps

 

光回線の最大通信速度は、上りと下りで最大100Mbpsとなっています。

プロバイダーによっては、さらに速いスピードを提供しています。

NURO光の場合は上り1Gbps、下り2Gbpsです。

 

少し前に主流だったADSLに比べると、飛躍的な成長といえます。

しかし、1人の利用者が専用の回線を使えるわけではなく、共用での利用です。

利用状況によっては、最大通信速度が実現されるとは限りません。

 

2.通信が安定している

インターネットの利用

 

光回線は光ファイバーケーブルを使っているので、利用者の位置に関わらず、通信が安定しています。

光ファイバーケーブルは光信号を使って通信しているため、そもそも外部からのノイズが少ないです。

 

また長い距離でも通信速度が低下するということがありません。

ADSLの場合は5~7kmを超えると、通信速度が低下していました。

しかし、光ファイバーケーブルにはそのような問題がないのは良い点です。

 

3.導入時の負担が軽減されている

光回線を導入するときは、工事にかかる手間とお金が問題でした。

しかし、工事費を無料にする事業者が多く現れて、急速に普及していきました。

 

今では多くのマンションに光ファイバーケーブルが引かれていて、個別に工事する必要がなくなっています。

ただし、すべてのマンションが光ファイバーケーブルをつないでいるわけではないので、管理人さんとの交渉次第で個別に工事することは可能です。

 

4.利用料金が低下している

光回線は専用回線ではなく、共用での利用と解説しました。

これはデメリットだけではなく、きちんと良い点があります。

 

そもそも光回線は、ベストエフォート型サービスなのです。

ベストエフォート型サービスとは、通信速度や安定性を保証するのではなく、可能な場合に達成できるという前提で提供されるサービスです。

 

このサービスは、サービス利用料金を低く抑えられるというメリットがあります。

またネット回線の料金と電話の料金を組み合わせて、光回線の料金を安く設定したサービスも提供されています。

初めて光回線に申し込む人が一番驚くのは月額料金が思っていた以上に安いことではないでしょうか?

 

5.アンテナがなくてもテレビ放送が見られる

光回線のメリットはインターネットだけではなく、テレビも見られるという点です。

最近ではテレビのアンテナがなくても、テレビの視聴ができるようになっています。

 

テレビを専用の映像受信装置に接続して、回線終端装置(ONU)に繋げます。

すると、光回線を利用したテレビ映像が見られるのです。

 

視聴できるのはサービス会社が制作しているチャンネルやCS放送、BS放送、地上波デジタル放送などです。

光回線の事業者によって変わってくるので一概にはいえませんが、サービスは色々と用意されています。

 

光回線の3つのデメリット

1.光回線は回線工事が必要

インターネットの工事

 

光回線はマンションでも無い限り、契約したらすぐに利用できるブロードバンドではありません。

基本的にネット回線の工事が必要です。

 

工事自体は比較的簡単に終わりますが、工事までは数週間から長くて1ヶ月以上は待つ必要があります。

しかも、数万円程度の工事費もかかります。

 

ただ安心してほしいのは、工事自体は30分~1時間かからないくらいです。

建物によっても変わると思いますが、それほど長くはありません。

 

2.利用者数によっては通信が遅くなる

光回線は専用ではなく、共用と説明しました。

なので、利用者が多い時間帯は通信速度が低くなりがちです。

 

主に夜の時間帯はネットの通信速度が低下しますが、原因は利用者が多いからです。

オンラインゲームや動画を見ているときだと、イライラしますよね。

 

対処法としては「IPv6」に移行するのが有効な方法です。

IPv6はまだまだ普及していないので、IPv4よりはスピードが期待できます。

ただ注意したいのはIPv6に変えれば速いわけではなくて、利用者数が少ないから速いという意味です。

 

3.乗り換えがしにくい

光回線は自由に乗り換えられるサービスではありません。

基本的に契約期間が決められていて、その期間に解約をすると違約金が発生します。

 

また面倒なのが自動更新の設定がされているので、更新期間だけしか無料で解約できない場合が多いです。

工事費無料の特典付きで契約している場合は、解約することで残りの工事費を請求される場合もあります。

乗り換えたいと思っても、注意点も多いため、乗り換えは面倒なパターンが多いです。

 

光回線サービスは主に4種類だけ

光回線は大きく分類すると、4種類しかありません。

 

光回線の4つの種類

  • フレッツ光・光コラボレーション
  • 独自の光回線
  • CATVの光回線
  • 電力会社の光回線

 

それぞれ解説していきます。

 

1.フレッツ光・光コラボレーション

フレッツ光はNTTが提供している光回線です。

光コラボレーションに関しても、フレッツ光の回線を使って他の事業者が独自のキャンペーンやサービスを加えているだけなので回線は変わりません。

 

NTT西日本とNTT東日本がやっているので、全国に光ファイバーケーブル網が展開されています。

一番シェアを獲得している光回線です。

 

2.独自の光回線

独自の光回線は、KDDIのauひかりやNURO光などが提供している光回線です。

回線を独自に保有しているので、加入者数も少なく通信速度が速いです。

ただし、対象地域は限られているので、住んでいる地域によっては利用できません。

 

3.CATV(ケーブルテレビ)の光回線

昔は主流だったケーブルテレビの光回線もあります。

主にフレッツ光がない地方に多いです。

 

ただ他の光回線に比べると、やや高めです。

キャッシュバックも多くないので、特別おすすめすることはありません。

 

4.電力会社の光回線

各地方の電力会社が光回線も提供しています。

全国的なシェアは低いですが、地域密着型で一部地域内だとシェアが高いこともしばしば

 

料金や回線の品質などは各地方によっては変わります。

KDDIのau光と提携していることもあり、au光のスマートバリューというプランも用意されているところもあります。

 

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