パソコンが遅いときに回線速度を向上させる12の方法!

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回線速度

 

この記事はパソコンが急に遅くなった人や回線速度を向上させたい人向けのものです。パソコンが急に遅くなったときの対処法や回線速度向上の方法をまとめています。回線速度をできるだけ早くしたいという人は参考にしてみてください。

 

※回線速度以外にパソコンが重くなっているときの対処法も載せてます

 

【その前に】通信速度の測定

回線速度を向上させる前に、必ず通信速度の測定をおこないましょう。

場合によってはネット回線の問題ではなく、パソコン内部の問題かもしれません。

 

また回線速度を上げても、実際にどのくらい上がったのかわからなければ意味がありません。

体感でなんとなくというのは無しです。

 

回線速度を測定できるサイトは色々ありますが、今回はNetflixが提供している「Fast.com」を例にします。

上のリンクからFast.comへ行くと、ネット回線の測定がすぐに始まります。

※数値は下り

 

UQ WiMAX

 

モバイルルーターのUQ WiMAXで測定してみると、17Mbpsでした。

時間帯やモバイルルーターの置き場所でも変わりますが、だいたい15~30Mbpsくらいです。

 

首都圏だと、50~130Mbpsくらい出るようですが、そこまで出たことがありません。

とはいえ、この速度でも不便さは感じません。動画なども快適に見られます。

 

STARBUCKS

 

スターバックスのフリーWi-Fiは、25Mbpsでした。

Free Wi-Fiなので、複数人が同時に使っていると思われますが、ある程度のスピードは出ています。

それでは回線速度の向上方法を解説していきます!

 

本体機器でやること

本体機器を調節することで、回線速度の向上につながるケースがあります。

「急に遅くなってしまった場合」と「さらに早いスピードを求めている場合」に分けて解説していきます。

 

【急に遅くなってしまった場合】

急に遅くなってしまった場合に考えられるのは以下の4つです。

 

急に遅くなった場合

  • OSを最新にアップデートする
  • メモリ容量が足りていない
  • ブラウザが重い
  • ウイルス/セキュリティソフトの影響

 

回線速度というよりは、本体が重くなっているケースが多いです。

それぞれ解説していきます。

 

1.メモリ容量が足りていない

メモリの容量が足りなくなると、ネットへの接続がしにくくなります。

メモリの容量は、「タスクマネージャー(アクティビティモニター)」で確認してみましょう。

 

タスクマネージャー

 

私の場合は普通に使っていて、70~80%ほどです。

外出先で使うノートパソコンなので、メモリも4GBですしね・・・。

 

下手に色々と開いているとたまにフリーズしますが、このくらいの容量なら特に問題なく動作します。

逆に100%を超えてメモリ不足になると、極端に速度が遅くなります。

特にGoogle Chromeなんかはかなりメモリを使うので、注意しましょう。

 

タスクマネージャーの開き方

Windowsの場合:CtrlShiftEsc

Macの場合:Command + Shift + U

 

アクティビティモニターはコマンドでもいけますが、「アプリケーション < ユーティリティ < アクティビティモニター」で簡単に開けます。

タスクマネージャーを開いたら、メモリを明らかに食っているアプリを見つけましょう。

 

自分が使っているアプリや必要なアプリ(MicrosoftやWindows、Driver)などは削除しないようにしてください。

よくわからないけど、メモリ容量がスゴイなら一度アプリ名で検索してみましょう。

一時期よくわからないアプリが大暴れしていて、それがWindows Defenderだった経験があります。

 

2.ブラウザが重い

私は基本的にGoogle Chromeを使用していますが、かなり重いです。

先ほどのタスクマネージャーを見てもわかるように、メモリの大半を使っています。

タスクマネージャーを確認して、ブラウザが重い場合は以下のような対処法があります。

 

ブラウザを軽くする方法

  • キャッシュ・履歴を削除する
  • タブの開き過ぎを解消
  • 拡張機能の削除
  • メモリの増設
  • 軽いブラウザに変更する

 

色々ありますが、主に「キャッシュや履歴の削除」「タブの開きすぎ」は意識しましょう。

私はブラウザのキャッシュや履歴などは、「CCleaner」というアプリを使っています。

Pro版もありますが、無料版でも充分です。

 

CCleaner

 

このようにブラウザからシステムまで削除できます。(画像は解析画面)

ボタン1つで不要なファイルを削除できるので、ブラウザが重いと感じる方にオススメです。

 

後はGoogle Chromeで言えば、One Tabはかなりオススメします。

先ほどタブを開く度にメモリを消費すると言いましたが、それを大幅に節約できる拡張機能です。

One Tab」のページから追加します。

 

One Tab

 

追加すると、右上にOne Tabのアイコンが出てきます。

これをクリックすると、今あるタブが1つにまとめられ、メモリの削減ができるわけです。

 

One Tab

 

5つのタブを1つにまとめられるので、メモリ容量を節約してくれます。

また1つにまとめられたページも開きたいときに、ワンクリックするだけで再度開くことが可能です。

Google Chromeユーザーは、ぜひ追加するべき拡張機能です。

 

3.ウイルス/セキュリティソフトの影響

急に遅くなった場合は、ウイルスかセキュリティソフトの影響が考えられます。

ウイルスの場合は、セキュリティソフトでのスキャンやタスクマネージャーで確認しましょう。

 

セキュリティソフトは、ウイルスの検知から駆除までほぼ自動で行ってくれます。

パソコンには、必ずセキュリティソフトを入れておきましょう。

 

とはいえ、Nortonで有名なシマンテック幹部によれば、「ウイルスソフトが検知できるのは45%。残りの55%は検知できていない」と発言しています。

「セキュリティソフトを入れているから大丈夫」ではないので、パソコンが突然重くなったらウイルスの影響かもしれません。

 

またセキュリティソフトそのものがパソコンを重くしているケースもあります。

これはパソコンのメモリが少ないときに起こります。

 

メモリが2GBや4GBの場合は注意が必要です。

セキュリティソフトの影響でパソコンが使えないと本末転倒なので、原因を可能な限り究明して削除していかなければなりません。

 

4.OSを最新にアップデートする

OSを最新にアップデートしても、速度が向上するわけではありません。

しかし、アプリによってはOSのバージョンが古い影響で動作が重くなります。

これを解消するために、OSを最新バージョンにアップデートするのがオススメです。

 

 

私の場合は、Windowsのアップデートに大量のメモリを消費していました。

タスクマネージャーで見ると「svchost.exe」という名前だったのですが、よくよく調べるとWindowsアップデートの影響でした。

 

このときはいちいちアップデートをするのが面倒で、長い期間無視していたのが原因だと思われます。

アップデートが面倒でも飛ばさずに、最新の状態を保つように心がけましょう。(当たり前ですが)

 

【さらに早いスピードを求めている人向け】チューニングレベルを変更する

パソコン側の設定で速度を向上させるには、「Windows Powershell」を利用した方法があります。

コマンドを使うのでやや難しそうですが、コピペで問題ないので試してみてください。

 

Windows power shell

 

初めにWindows PowerShellを起動させます。

スタート画面を右クリックして、「Windows PowerShell(管理者)」をクリックしてください。

 

windows-powershell

 

すると、上記のような画面が出てきます。

初めに現在の設定を確認しましょう。

「C:¥WINDOWS¥system32 >」のところに、以下のコマンドを入力してください。

 

現在の設定を確認するコマンド

netsh interface tcp show global

 

すると、現在の設定が出てきます。

 

Windows powershell

 

現状では、「normal」になっているはずです。

normal以外にも、色々な種類があります。

 

normal受信データサイズを既定値にする
highlyrestricted受信データサイズを既定値よりも若干拡大する
restricted受信データサイズを既定値よりも拡大する
experimental受信データサイズを既定値よりも大幅に拡大する(実験的なときに使用)
disabled受信データサイズの自動最適化を無効化する

 

ここでは「restricted」に変更します。

 

restrictedに変更するコマンド

netsh interface tcp set global autotuninglevel=restricted

 

コマンドが正しく入力できると、「OK」と返事をくれます。

正しく変更できたか確認してみましょう。

 

変更後の確認

 

受信ウィンドウ自動チューニングレベルが「restricted」へ変更されています。

これでチューニングレベルの変更が完了しました。

 

WiFiルーターでやること

通信速度はWi-Fiルーターの影響も考えられます。

「急に遅くなってしまった場合」と「さらに早いスピードを求めている場合」の2つに分けて紹介していきます。

 

【急に遅くなってしまった場合】Wi-Fiルーターの置く場所を変更する

Wi-Fiルーターの置く場所は、意外と甘く見られがちなポイントです。

Wi-Fiルーターの置く高さについて検証した「Wi-Fiの“遅い”はこれで解決!最大30倍速くなるワザ、大公開」では、状況ごとに通信速度が違うことがわかっています。

 

2.4GHz5GHz
ルーター近くで通信高さ150cmがベスト高さ50cmがベスト
ルーターから遠い部屋で通信高さ150cmがベスト高さ150cmがベスト
階が違う部屋で通信下り:100cm 上り:0cm高さ200cmがベスト

 

総合的には高さ150cmが良さそうですが、階が違う部屋で通信した場合は最低値を出しています。

このことからオススメのルーターの高さは以下のとおりです。

 

ルーターの高さ

マンション:50~150cm

2階建て以上の一軒家:100~200cm

 

またこれ以外にも、無線LAN通信を邪魔する要素があります。

 

無線LAN通信を邪魔する要素

  • 物全般
  • 家電(電子レンジは2.4GHz使用時に干渉)
  • 水(水槽など)
  • 金属類

 

Wi-Fiルーター周りに、無線LAN通信を邪魔するものがないか確認してみましょう。

 

さらに早いスピードを求めている場合

1.LANケーブルの規格を変更する

LANケーブル

 

実は、LANケーブルには種類があります。

カテゴリごとに分かれていて、今は10Gbpsの伝送速度となる「CAT6A以上」が最大です。

 

無線LANケーブル規格

 

仮に光回線の契約をして最大速度2Gbpsを出せたとしても、LANケーブルが古ければ、ポテンシャルをすべて引き出すことはできないわけです。

逆に言えば、LANケーブルを新しく買い換えることで、より早い回線速度を出せる可能性が出てきます。

 

仮にCAT5やCAT3を使っている場合は買い替えを検討しましょう。

新しく買い換える場合は、最低でも「CAT5e以上」のLANケーブルが欲しいです。

 

2.無線ルーターを買い替える

無線LANルーターは色々ありますが、古いルーターを使い続けている場合は買い換えで早くなるケースがあります。

 

周波数通信速度
IEEE802.11ac5GHz6.9Gbps
IEEE802.11n2.4GHz
5GHz
600Mbps
IEEE802.11g2.4GHz54Mbps
IEEE802.11a5GHz54Mbps

 

上記の表は無線LANの規格ごとに周波数と通信速度を比較しました。

見てわかるように「11ac」が一番早く、光回線を利用するときの規格です。

 

「11n」もよく使われていて、この規格ではどちらの周波数にも対応しています。

もしスピードを求めるのであれば、「11ac」に対応している無線LANルーターを利用するのがオススメです。

ただ5GHzは障害物に弱いので、ルーターの設置には注意してください。

 

3.無線から有線に変える

一般的に無線よりも有線の方が通信が早く安定しています。

ルーターの近くでしか使えない技ですが、通信速度を重視するのであればオススメです。

 

光回線・回線関連

ネット回線を変更し、「IPv6のIPoE接続」を利用する

回線速度を向上させるために、「IPv6に変更しよう」と書いている記事がいくつか見られます。

しかし、IPv6はプロトコルの1つで、IPアドレスを増やすために作られたものなので正確には間違いです。

 

IPv4とIPv6の違い

IPv4:192.168.0.100

IPv6:2001:DB8:0:0:8:200:500C:617A

 

IPv4とIPv6は上記のような違いを言っています。

つまり、通信速度そのものに違いがあるとかではありません。

 

しかし、「IPv6」をオススメされる理由は、IPv6でのみ使えるIPoE接続が早いからです。

IPoE接続が早い理由は、POI(網終端)を経由しないからです。

IPv4と比較して見ていきましょう。

 

IPv6 IPoE接続

 

POIとは、NTTが持つ通信の接続地点のことです。

この設備はNTT(フレッツ光)がもっているので、フレッツ光利用者と光コラボでNTTの回線を利用している人が使います。

 

一方で、IPoE接続の場合はプロバイダごとにもっている設備を利用します。

つまり、プロバイダごとに利用者が分散する上に、混雑状況に応じて設備投資も行えるわけです。

 

これを利用するためには、「V6プラス」を提供しているプロバイダに加入する必要があります。

もしすでに利用できる状態にあるのであれば、以下のような操作をおこなってください。

 

「コントロールパネル > ネットワークの状態とタスクの表示 > 接続:Wi-Fi 〇〇〇〇 > プロパティ> インターネット プロトコル バージョン 6(TCP/IPv6)にチェック」

 

設定が完了したら、IPv6の通信ができているか確認しましょう。

 

So-netのIPv6確認ページ

 

ネット回線を乗り換える


ネット回線ごと乗り換えられるという人は、国内最速と呼び声高い「NURO光」を検討してみてください。

NURO光は、下り2Gbpsという国内最速を叩き出している回線です。

 

独自の光回線網なので利用者がNTTほど多くなく、回線速度が早くなりやすいです。

実際にNURO光に乗り換えた人の多くは段違いの速さに驚かれる人が多くいます。

 

デメリットとしては対応地域がNTTよりも狭く、一部の地域でしか使えない点です。

光回線については以下の記事を参考にしてみてください。

 

その他の対処法:サーバーが混んでいる時間帯を避ける

光回線がいくら早くても、専用の回線ではありません。

 

インターネットの仕組み

 

最終的には他の利用者と同じ光回線ケーブル網へつながっていきます。

夜の時間帯でネットに繋がりにくくなる原因はネットの利用者が多いからです。

 

単純な解決方法としては混み合う時間帯を避けることですが、夜の時間帯にネットを使わないのは辛いですよね。

やはり、ネットの回線速度を向上させるなら、ここまでで紹介した方法を試してみてください。

回線速度で悩んでいた人の参考になれば、うれしいです。

 

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